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テソロ、5指20自由度ロボットハンド「DG-5F-S」を商用化

ロボットグリッパー専門企業テソロは、小型・軽量化を実現したヒューマノイドロボットハンド「DG-5F-S」を正式に商用化し、ヒューマノイド向け高自由度ロボットハンド市場の攻略に乗り出した。

DG-5F-Sは、テソロ独自のロボットハンド専用アクチュエータ技術を基盤に、既存主力モデルであるDG-5F-Mの中核構造および操作性能を維持しつつ、小型・軽量化に重点を置いて新たに設計されたモデルである。

これにより、さまざまなヒューマノイドロボットプラットフォームで求められる装着条件やシステム構成に、より柔軟に対応できるよう適用範囲を拡大した。

DG-5F-Sは、5指20自由度(20-DoF)の多関節構造を基盤とし、ヒューマノイドロボットに必要な精密な把持およびマニピュレーション動作をサポートする。

単なるスペック競争ではなく、実際の適用過程で繰り返し直面する重量・サイズ制約、装着インターフェース条件、周辺システムとの互換性など、プラットフォーム統合段階における現実的な要求事項を反映し、統合最適化を行った点が特徴である。

また、手の動作実装において比較的高い自由度を必要としない場合や、より小型のロボットハンドが求められる研究環境を考慮し、5指15自由度(15-DoF)のオプションモデルも併せて展開する。

市場調査会社Valuates Reportsによると、ヒューマノイド5指型ロボットハンド市場は2023年に約4億4,100万米ドル(約6,338億ウォン)規模と評価され、年平均成長率10.3%で成長し、2030年には約8億7,600万米ドル(約1兆2,597億ウォン)規模へ拡大すると予測されている。

テソロは、DG-5F-Mをグローバル顧客に供給する過程で蓄積した実使用データおよび現場フィードバックを基にDG-5F-Sを開発したと説明した。

研究・デモ段階のコンセプト製品ではなく、検証済みの顧客ニーズを出発点として設計された商用製品である点が差別化要素であると強調している。

さらに、既存のロボットハンド導入過程で頻繁に指摘されていた価格負担やサイズ制約を緩和することで、ヒューマノイドロボットハンド導入を検討してきたスタートアップ、研究機関、中小・中堅企業まで適用のハードルを引き下げる契機になると期待されている。

テソロは、DG-5F-Sの商用化を通じて、ロボットハンドを研究用プラットフォームの域を超え、実際のヒューマノイドシステムに安定的に適用可能な産業用コア部品へと拡張し、国内ヒューマノイド商用化基盤を強化していく計画である。

出典:ロボット新聞(https://www.irobotnews.com)